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移転Openして2年が経とうとしています

移転Openして2年になります。

8月に移転オープンして2年がたつことになります。移転前から考えると、移転後から今まではいらっしゃるお客さんの数は2倍~3倍になりとても多くのお客さんに支えられていること、とても有難いです。ありがとうございます。

移転後から一回にコーヒー豆をローストする量も増え様々な課題も出てきました。その課題も徐々にクリアーでき、皆さんにお出しするコーヒー豆のクオリティも高くなってきていると感じていますよ。

そしてお陰様で、念願の生産国Ethiopiaも今年1月に訪れる事ができました。コーヒーの赤いチェリーが一面に広がり乾燥している風景にとても感動しました。Ethiopiaでは数多く買付するコーヒーもカッピングしてきました。良い豆を多く買付できましたのでご期待くださいね。

Ethiopiaで買付した豆が8月末から9月には届く予定になっていますので、もうしばらくお待ちください。

コーヒー豆も穀物ですので、収穫、処理した生豆が生産国からなるべく早く出港して、消費国にも早く届きローストした方がフレッシュで美味しいのですが、少し時間がかかっているようです。

移転後から出た課題の一つなのですが、1種類の生豆の量を多く購入した場合、店舗で使い切るまで数か月保管する事になります。

お店では焙煎した豆や生豆があるエリアは、夏場昼夜エアコンを付けて温度や湿度が高くならないように管理はしてますが、どうしても生豆の保管期間が長くなり、生豆が悪くなると枯れたような味わいが出てきます。

コストと手間がかかってしまうのですが、今年からなるべく1種類を少量だけ生豆を購入して店舗での保管期間を短くするようにしました。日本に入った生豆は倉庫に入り定温で湿度も管理されているので、お店で長期間保管するよりも適しています。

こういった課題もクリアーにして皆さんによりよいコーヒーをお届けして参りますので、今後もコーヒーをお楽しみいただけましたらとても嬉しいです。

そして、毎年恒例になってきてご存じの方も多いと思いますが、福岡のCOFFEE COUNTY森さんをお呼びして今回もローストの検証を6月下旬に行いました。今年は、イベントは行いませんでしたが、森さんとのイベントもまたやりたいですね。

焙煎を3つの工程に分けて考えていて、どの工程も大事なのですが、一つの工程に今回注目しました。

その工程にどのくらい時間をかけるのか、時間の長短でどのような味の変化があるのか、豆によってこの工程の時間をどのくらいに調整するのがいいのか。今回も様々な情報を共有してからローストの検証を行いましたよ。

今回の検証したローストの後の味の確認では、今までは少しざらつきありフレーバーが明確では無かったのですが、つるつるした丸い質感の上クリーンになり、フレーバーもよりはっきりしてとてもおいしく感じられるようになりました。

ロースターとしておいしいコーヒーが焼ける事が一番嬉しいですね!

ぜひ、また検証の結果おいしくなったコーヒーをお楽しみいただけましたらとても嬉しいです。